メガロドンは絶滅していない!?生存情報・目撃情報まとめと検証

メガロドンは絶滅していない!?生存情報・目撃情報まとめと検証
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こんばんわ。だいずです。

 

 

2018/9/7に公開される映画「MEG ザ・モンスター」がとても楽しみですが、これに登場する古代の超巨大サメ「メガロドン」は遅くとも150万年前までに絶滅したというのが定説ですが、実は数十年前から現在にかけて何度も目撃証言、生存情報などが存在しているのです。

こんな巨大な生き物が本当にまだ生きてるの!?ガクブル!!ということで、目撃情報などをまとめ、本当に生存している可能性があるのかどうか追いかけてみました。

 

と、その前にそもそも・・・・

 

メガロドンとは?

約1,800万年前~約150万年前約360万年前(※新説により絶滅推定時期が早まっています)に生息していたとされる、ホオジロザメの仲間の超巨大サメのことです。

まず、サメは軟骨魚類であり、化石には通常は歯しか残りません。

(画像出典:wikipedia

そのため、全身の大きさを完全に推測することは困難なのですが、それでも歯の大きさをホオジロザメと比較すると遥かな差があります。

(左:メガロドンの歯の化石、右:ホオジロザメの歯)

(画像出典:wikipedia

このサイズの比から推測すると、メガロドンの体長は最大で20mにまでなった可能性があるといいます。

(画像出典:wikipedia

また、この大きな歯を使って「咬む力」は推定で20トン(ティラノサウルスで推定3トン)とされていて、主食は大型の魚やクジラ類だったと考えられています。(クジラの骨に刺さったメガロドンの化石が発見されている)

映画「MEG ザ・モンスター」は盛ってるわけではなく、本当にこんな怪物が存在したんですね。

 

メガロドンの絶滅理由。なぜ海の王者が絶滅したか?

これまでの仮説では、およそ260万年前の鮮新世末に起こった海洋生物の大量絶滅により、メガロドンのエサとなるクジラ類の、さらにそのエサとなる海洋生物が減り、クジラ類が北極海などの寒い海に移住したことにより、寒い海に適応できないメガロドンは絶滅したと考えられてきました。

しかし、2019/2/13に学術誌「PeerJ」に発表された内容によると、比較的新しい時代(約150万年前)の生存証拠とされる化石サンプルの中には、損傷しているものもあれば、リンにより科学変化を起こしているものもあり、誤って新しい時代のものと判定されている可能性があるといいます。そうして、信憑性の高いサンプルに絞って検証しなおすと、メガロドンは約410万年前~約320万年前に絶滅していた可能性があるといいます。そしてその時期は、興味深い事にホオジロザメが出現し世界中に広がっていった時期と重なることに気づき、ホオジロザメとの生存競争によってゆっくり絶滅に向かった可能性を示唆しています。

(参考記事:学術誌PeerJ https://peerj.com/articles/6088/)

(参考記事:NATIONAL GEOGRAPHIC https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/021700109/?P=1)

しかしながら、種と種の生存競争が絶滅の直接原因になる例は多いわけではなく、決めつけることはできないとする反論も出ており、メガロドンの絶滅時期と理由については未だ研究が進められている最中です。

 

目撃情報まとめ

で、本題。

1942年 ケープタウン沖で撮影された写真

(画像出典:FANDOM

こちらはメガロドンの生存証拠として有名な画像です。画面中央に見えているのが背びれで、右に見えているのが尾びれで、その間の距離が推定で64フィート(約20メートル)とのことです。

この写真では水中の全身まで見えているわけではないため、これがウソなのかホントなのかは決定的なことは言えないと思いますが、それでもまず、サメは通常、尾びれを水上に出して泳がないので、そもそも右に見えているのが本当に尾びれであり、中央の背びれと同一個体のものかどうかも怪しいです。

それに、この画像をもう一度よく見てください。

これを撮影したのは第二次世界大戦中のドイツ軍であり、画像を公表してるのがナチスなんですね。ヒトラー率いるナチスはUMAやUFOなどを含むオカルトブームを意図的に作り、をドイツ国民の人心掌握に利用したことが有名です。そんなナチスが公表したいかにもらしい画像となると、それだけでなんとなく疑ってしまいます。

したがってこの画像だけでは、YesともNoとも言い切れないというところだと思います。

 

2013年 南アフリカ沖で撮影された写真(クジラを襲うメガロドン)

(画像出典:FANDOM

中央やや右に映っているのがクジラで、左がそれを襲うメガロドンの背びれだとする画像です。こちらも有名な画像。

背びれのうち、水上に出ているだけで6フィート(約1.8メートル)と推測されるため、全長はかなり大きいはずというのがこの写真に対する見解。

が、この写真自体が捏造ではないかという意見がかなり多くあり、こちらもYesともNoとも言い切れません。

かの有名なネッシーでさえも捏造だったように、写真のみを生存証拠とすることはもはや危険なことだと思います。そこで、ここからは動画で撮影されたものに絞っていきたいと思います。

 

日本の研究チームが撮影した映像

これは2016年10月3日にBuzz Channelによって「15メートルの巨大サメがマリアナ海溝で発見された」と拡散され、世界中で話題になった動画です。かなりの大きさであることと、サメの特徴がはっきりと映っていることで、これがメガロドンではないかと騒がれました。

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が、この動画は日本の研究チームが駿河湾で撮影したもので、ここに映っているサメも映像ではかなり大きいように見えますが、それでも実際は7メートル程度しかなく、「オンデンザメ」という別の種類のサメであるといわれています。

しかもこの動画は2008年にはすでにYoutube上に存在しており、それをかなり後になってからBuzzChannelが速報として(しかもサイズの見積もりを誇張して)拡散したデマであることがわかっています。

参考サイト

 

海洋生態学者Colin Drakeによってマリアナ海溝で撮影された映像

こちらの動画、Colin Drake率いる研究チームがマリアナ海溝の海底で様々な生物の実験をしていたところ、たまたま映像の中に「サメのヒレ」が映りこみ、このヒレの大きさから体長を推定すると約19メートルになることがわかったという映像です。

この映像はメガロドンの生存証拠としてかなり有名な動画であり、メガロドンの目撃情報まとめ動画などでも必ずといっていいほど上位に含まれていたり、日本でも数多くのブログなどで紹介されています。

 

が、、、、この動画、完全に創作です。

 

生物学者でありサメ保全活動化でもあるDavid Shiffman氏の記事によると、

 

The evidence is 100% completely and totally fake.
There is no marine biologist named Collin Drake, he is a fictional character played by an actor.

この証拠映像は100%完璧に総合的ににせもの。

Collin Drakeなんていう名前の海洋生態学者はいないし、この映像の人物は俳優が演じているキャラクターだ。

と述べています。

参考サイト

 

俳優だと!?と思ってしらべてみると、この映像に出ている人物の本当の名前はDarron Meyer

本当に俳優で、けっこう有名な映画にも出演しています。

この映像ではこの俳優が演じていることが記載されています。

参考サイト

 

ここまできっぱりと公開されていては、疑いようもなく動画が捏造であることがわかります。

日本国内のサイトでも、未だにこの動画が最もメガロドンの生存を裏付けているとする記事が散見されますが、フェイクなので信じないようにしてください。

 

ちなみに、マリアナ海溝にメガロドンが生存しているとする噂が絶えないため、マリアナ海溝でメガロドンが生存できる可能性について解説している動画がありますのでご紹介します。

こちらの動画では、メガロドンがここで生存するためには、

  • 1インチ四方に約8トンの水圧に耐えられる体の構造になってなければならない
  • もともとの主食であるクジラやサメ類のいない深海で、クラゲやカニなどを一日に1トンも食べ続けなければならない

といった理由で、メガロドンがマリアナ海溝に生息しているという可能性は極めて低いとしています。

また、おまけとしてマリアナ海溝の最深部に挑戦したのは歴史上たった3人だけで、そのうちの一人があの「タイタニック」や「アバター」で有名なジェームズ・キャメロン監督であることにも触れています。実はジェームズ・キャメロン監督の作品として1989年に公開された「アビス」という映画があるのですが、人類未踏の深海に挑戦した先で驚愕の展開が見られます。実はこの作品、ジェームズ・キャメロン監督が高校時代に書き下ろした短編小説を元に作られており、ジェームズ・キャメロン監督の原点ともいえる作品ですので、興味があれば観てみると面白いです。

 

まとめ

今回紹介していない画像・動画でメガロドンの生存を主張するものは多々ありますが、かなりそれらを漁ってみましたが、やはり完全に生存を裏付けるほどの証拠は「まだ」ありません。

今回多くの生物学者の記事などを見ましたが、「まだ実証されていない」という表現をしているものがとても多かったです。これは、学者ならだれでも、全ての海にメガロドンが絶対に生存していないことを証明することの難しさを知っているということです。また、マリアナ海溝でメガロドンが生存できる可能性は極めて低いと書きましたが、そんなかつて不可能と言われたことを可能にしてしまって3億年の時を超えてしまったシーラカンスという存在を学者達は忘れておらず、このことが「世界の海にはまだ人類が知らない秘密が隠されている」ということを示しています。

もし「メガロドンが生きてるなんて言うやつはバカだ!生きてるはずがない!」なんてことを言う人がいたとしたら、この発言こそ論理的ではないということを覚えておかなければなりません。

正しく表現するならば、

「メガロドンはまだ発見されてない」

とコメントすることをオススメします。

 

おまけ

ちなみに日本では、古来よりメガロドンの歯の化石が「天狗の爪」として信仰の対象となり、崇められていたということがわかっています。個人的にはこの事実が今回の調査でダントツで興味を引かれましたw

(画像出典:国立国会図書館デジタルコレクション 雲根志. 前編5巻後編4巻3編巻1-5の書誌情報

「天狗の爪」でググってみると、かなりたくさんの「天狗の爪石」の画像が見つかるので調べてみると面白いです。観光のお土産のようなものまであって、地域によっては完全に定着していてびっくりしましたとさ。

 

MEG ザ・モンスター 関連映像

 

 

 

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