【デート向け映画レビュー】ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

【デート向け映画レビュー】ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
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『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』をデートで失敗しない映画選びの6つのポイントに沿って評価します!

デート向け度数:
97%テッパンの面白さ!ジョニー・デップかっこよすぎ!!

 

 

映画情報

公開日:2018/11/23

上映時間:134分

監督:デビッド・イェーツ

脚本:J・K・ローリング

製作:デビッド・ハイマン
J・K・ローリング
スティーブ・クローブス
ライオネル・ウィグラム

出演
エディ・レッドメイン
キャサリン・ウォーターストン
ダン・フォグラー
アリソン・スドル
ジュード・ロウ
ジョニー・デップ
エズラ・ミラー
ゾーイ・クラビッツ
カラム・ターナー
クローディア・キム

映画概要

あの『ハリー・ポッター』の原作者J・K・ローリングが脚本を手掛ける新シリーズの第2弾。主人公である魔法動物学者ニュート・スキャマンダーは様々な魔法動物とともに、ハリー・ポッターの生まれる前の時代で活躍する。

 

前作あらすじ

魔法動物学者ニュート・スキャマンダーは、魔法動物サンダーバードを故郷に帰すため、ニューヨークへ上陸する。しかし、数多くの魔法動物をつめこんだトランクをうっかりノー・マジ(魔法を使えない人間)に持ち去られてしまい大騒動に。一方、街では「黒い影」が殺人などの様々な事件を引き起こしており、この黒い影がニュートの魔法動物だという疑いをかけられるも、なんとか逃げ切る。

そのころ、魔法保安局長官パーシバル・グレイブスは、レジスタンスであるメアリー・ルーの養子クリーデンスを利用し、メアリーの元に集まる孤児の中から「黒い影」の正体であるオブスキュラスを探そうとするが、メアリーの自宅が崩壊し、メアリーも何者かに殺害されてしまう。グレイブスはクリーデンスを用済みだと見捨てると、クリーデンスは激怒し、オブスキュラスの正体はクリーデンスであることが発覚する。

怒りに駆られ暴れるクリーデンスと、そんな彼を落ち着かせて助けようとするニュートは、クリーデンスの力にこだわるグレイブスと戦闘になるるが、それによってグレイブスの正体が闇の魔法使いグリンデルバルドだったことが明らかになり、グリンデルバルドは闇祓いたちに連行される。

戦闘によって死亡したと思われたクリーデンスは、オブスキュラスの小さなかけらとなって現場から逃げ出す。

大騒動になってしまったニューヨークで、ニュートは魔法動物サンダーバードを解き放ち、人々の記憶から騒動と魔法使いたちのことを消え去ることに成功し、トランクの入れ違いのトタバタで知り合ってから同行していたジェイコブにも忘却術をかけて別れを告げる。

 

レビュー

前作はドタバタコメディシーンが多かったのに対し、本作は重厚なストーリーとド派手なアクションが魅力。また、ハリー・ポッターシリーズとは違い主人公ニュートは数多くの魔法動物を操り、こいつらがまた憎めない可愛らしさとかっこよさを併せ持つ。自然と作品に引き込まれ、終盤の盛り上がりに興奮できます。一応、前作やハリー・ポッターシリーズを事前に観ていた方が楽しめるのは間違いないですが、そうでなくても単純に映像だけでも十分楽しめるほどの迫力があります。今年一番のオススメ作品です!

とはいえ、本作は中盤まではミステリアスなストーリー展開となっており、前作を観ていないと理解が追いつかない部分はあります。で、このことがデートにとって実は非常に都合がいい。

恋愛における心理学に〔単純接触原理〕というものがあります。これは、何度もくりかえして会話などのコンタクトを取り続けると、相手のことを好意的に感じる確率が高くなるというもの。「マメな男がモテる」と言われる所以となる理論です。本作品を楽しむためには前作「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」を事前に視聴するか、復習しておくことをオススメしたいのですが、前作についての感想や本作への期待などを会話のネタにできるはずで、少なくとも数回はコンタクトを取れるチャンスがあるはずです。これが、恋愛心理学的にとても都合がいい理由です。さすがに、「ハリー・ポッターシリーズ全部見直そうぜ」はやりすぎですが、シリーズを1本も観たことのない方の場合は、第1作目である「ハリー・ポッターと賢者の石」だけでも観ておいたほうが、ダンブルドアがどんな存在かを知ることができ、本作における驚きが増します。本作を急いで観るよりは、これらの前作を復習してから観るという計画をオススメします。

 

 

会話のタネ候補

本作品の大きな見どころが二つあり、視聴後はこれについて会話できるでしょう。

一つ目は「グリンデルバルド(ジョニー・デップ)かっこよすぎ!」という点です。

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実は私自身、ハリー・ポッターシリーズは全て小説で読んでから映画を視聴したところ、「なんかヴォルデモートって原作イメージより怖くない、かっこよくない」と物足りなさを感じていた記憶があります。単純な恐怖で人を操るヴォルデモートに対し、本作のグリンデルバルドは静かに妖しく人の心を掴み取ります。この演出とそれを演じるジョニー・デップのビジュアルと演技が素晴らしい。「悪役がかっこいい映画はいい映画」と評されることが多く、ただのアメコミ映画の枠を遥かに超えたと評価された「ダークナイト」でバットマンの宿敵ジョーカーを怪演した故ヒース・レジャーを思い出すほど、本作のジョニー・デップの存在感には圧倒的なものがあります。本作のストーリーとしても、主人公のニュートは今回はそこまで大きく活躍するわけではなく、グリンデルバルドのあまりの強大さに逃げるのが精いっぱいというところ。「ニュートがグリンデルバルドを倒せるイメージが全く沸かないよね、どうやって戦うんだろうね!」という話題にすれば、かなり共感を得られるんではないかと思います。単発映画では主人公が活躍しないと作品として成り立たないものですが、こういった展開が可能なのもシリーズ作としての魅力でもありますね。

二つ目は、数多く登場する魔法動物たちの魅力です。

ネタバレになってしまうのですが、本作では日本の妖怪「河童」が登場します。が、このビジュアルがちょっと怖いんです。。。「河童かわいくないよね」「河童怖いよね」なんてことを言えるかもしれないので、ちょっと注目しておいていただきたい。

それから、「ベビーニフラー」は厄介だけど憎めない可愛さを持っています。

ストーリーとしても実は重要な役割を負っているので、これも注目していただきたい。

そして一番の目玉は、ライオンのような獰猛な獣である「ズーウー」です。

こいつが本作ではカッコよくド派手に暴れまわるのですが、手を付けられないほどの恐怖の生物かと思うと、まるで小さなネコのような可愛らしさを見せるシーンがあり、こいつもまた愛着がわきます。これらの動物たちの可愛らしさは大いに話題にできるでしょう。

尚、ここからはマニアックな補足となりますが、本作でのズーウーは「中国の魔法動物で、1日に千里を駆ける」と紹介されいるので、ほんとにそんなの中国にいるのかな?と思い調べてみました。

原作者であるJ・K・ローリングも「古代中国の伝説の生物に影響を受けた」とコメントしているため、何等かの中国の伝説上の生物がモデルになっているはずです。その中でも最も該当するのが、『説文解字』や『三才図会』に登場する騶虞(すうぐ)だというのが有力な説。

 

騶虞とは、仁徳をもった君主が現れたときに姿を見せるされていて、とても温厚で獣を殺して食べずに、死んだ獣の肉だけを食べる仁獣であると描かれています。日本で平和な世に現れるとされる麒麟のように、象徴的な存在であると位置づけられているようです。騶虞は、白い体に黒い斑点を持つとする文献と、五色の体に長い尾を持つとする文献があり、本作品では後者のイメージを元にビジュアルを作成したのではないかと思われます。

この騶虞は、封神演義にも出てくることで有名な周の文王の時代に姿を見せたとする伝承や、明の永楽帝の時代にも、捕らえられた騶虞が皇帝に贈られたという記録があります。

興味を引かれたのは、オランダの中国学者ヤン・ユリウス・ローデウェイク・ドイフェンダックは、「永楽帝に贈られた、白い体に黒い斑点の獣はパンダだったんじゃないか」とする説。確かに古代の空想生物にはモデルとなる動物が存在する場合が多く、日本に伝わった龍のモデルも、元は中国の揚子江のワニだと言われるくらいです。確かに、中国で白い体に黒い斑点で温厚な性格と聞くと、パンダを思い浮かべるのは難しくない。あの大きさで4本足で歩いていれば、「虎のような体」と表現するのもまあ無理ではない。そしてその「虎のような」という表現がおかしな解釈で伝承していき、5色の体になって長いしっぽまで適当につけられてしまったとしても、十分あり得る。そして最終的に本作品ではまるでライオンのようなビジュアルで激しく暴れまわるモンスターとして描かれるに至ったわけで、これは数千年の時をかけた世界史上最大規模の伝言ゲームというわけです。

もしこれが正確に伝承されていたとすると本作のビジュアルは、こうなっていたかも。

うん、我ながら雑過ぎました。。

 

 

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